「イージーエレガンス」の提案

私の帽子のテーマは「イージーエレガンス」です。 3年ほど前に軌道修正して今のようなラインナップになりました。なぜ私が「イージーエレガンス」提案するのか? というと、それは「大人の女性が上品で綺麗に見え...

ファッションは自分のパッケージ

「帽子の箱」として多くの方がイメージされる丸い箱。いかにも「帽子が入っている」というパッケージで、古くから親しまれている形です。 なんと90年も前に、この帽子の箱がタイトルになった映画も作られています...

AZU通信61号「帽子を作ろう4」

今現在のファッションの主流が「カジュアル、シンプル、ベーシック」なのは間違いないでしょう。ただカジュアルでも「ラフでルーズな手抜きの部屋着」のような様相だと、私の世代以上はおおよそ素敵には見えません。...

小林時代の言葉4

春夏の催事が終わり久しぶりに帽子教室に行きました。教室といっても特別なカリキュラムがあるわけではなく、もっぱら私達の自由な制作のアドバイスを師匠にいただくのが中心です。皆でお昼休憩のときに師匠がこんな...

続・帽子の飾りは右?左?

紺屋の白袴ではありませんが「帽子デザイナー」なのにいつも同じ帽子ばかり被っている!ので自分用の帽子を新調しました。 ジュートに羽飾りのハット風。カジュアルでラフなジュートの帽子も羽飾りで品良く華やかな...

ハットピンの愉しみ

帽子の飾り(トリミング)は多種多様な材料を使い作り手のセンスで仕上げます。その材料も作家によって好みや得意なものが分かれます。同じリボン使いでも作り手によって使い方や仕上がりが異なりガラリと印象が変わ...

伊勢丹立川店で帽子をご紹介しています

立川は私にとって縁のある場所、しかし伊勢丹立川店は初めてです。服飾雑貨売場の一画をお借りしての帽子展、今シーズン最後のご紹介です。 梅雨入り宣言もされましたから服飾雑貨売場では傘がメイン。帽子をお求め...

バオのソフト風ハット 2018 summer

シゾールと同じくらい好き…というより、私の好みでいえばこちらの方が好きかもしれない夏帽体がバオ。バオとは何ぞや?というと、何故かその説は大きく2つに分かれ、ひとつは「籐(竹冠の「とう」、草冠の「藤(ふ...

バイカラーハット 2018 summer

下処理した帽体はたくさんのバイカラーハットになりました。昨年初めて作ったこのバイカラーハット、シンプルなフォルムなのでひたすら色で楽しんでいただこうと思ったのは良いのですがキリがない。色の組み合わせは...

髙島屋日本橋店「帽子三人展」始まっています

背筋が伸びるお店です。髙島屋日本橋店1階で「帽子三人展」が始まりました。帽子の師匠・小林時代(ときよ)のアトリエで帽子を学んでいる3人が初めて一緒に店頭に立っています。 1点ものの帽子を中心に「大人の...

ハンドワークの帽子「夏山」

先日の下処理した帽体のひとつ、落ち着いたモカベージュはアンバランスさを加えたハンドワークの帽子にしました。アースカラーの帽子にナチュラルな素材の飾り。私の中ではこれは一応「夏山」のイメージです。新緑の...

帽体の下処理

連休が明けると帽子売場は夏まっしぐら。季節感溢れる帽子が並んでいるのを見ると、夏もすぐそこまで!と気分も盛り上がります。多数を占めるのはペーパーブレード(ペーパーと呼ばれる再生繊維の細いテープをぐるぐ...