師匠のマカロンクロシェ評

帽子の師匠が西武東戸塚店に登場!
「あら、こんなところにあずさちゃんがいたわ」との軽いジョークが挨拶代わり、さすがです。
早速ずらり並んだマカロンクロシェを手に取ってじっくり見る師匠。何を言われるのかしら…心臓に悪い。
ひとしきり見て触った後に
「これは面白い帽子ですよ。シンプルだけど無造作なデザインがいい。被った人が自由にアレンジ出来るし、その人なりのセンスで完成させるという考え方がとてもユニークだ。」と言ってくれました。特にこの季節に提案するには良い帽子だとも。あぁ、良かった!

そして私が思いもつかなかったつばのアレンジをして見せてくれて
「こういう風にも出来るんですよと作者がお客さまに提案するんですよ、そうすればお客さまももっと喜んでくれるんです。」
いえ、だから思いつかなかったんですって。

マカロンクロシェ、自分の独りよがりではなかったようで安心しました。師匠のお墨付きをもらったので、ますます自信をもってお勧めします。

2017年3月15日(水)〜21日(火)
「野村あずさ 春の新作帽子コレクション」
西武東戸塚店 4階 エスカレーター前 イベントスペース
(最終日は17時まで)

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西武東戸塚店「春の新作帽子コレクション」

西武東戸塚店「春の新作帽子コレクション」が始まっています。エスカレータで上ってくると正面にマカロンが!そう、ここでもマカロンクロシェを全面に押し出してのプロモーション。「ま・か・ろ・ん!」と読み上げながら子供が通るのも郊外店舗ならではの光景でしょうか。

今月後半は全館あげての「美と健康フェスティバル」開催中。服飾雑貨では18日に「スカーフの巻き方教室」、19日に「帽子の被り方講座」があります。私だ!
「帽子の被り方がわからないのですが」「頭に被るんですよ」…ではダメですね、きっと。お客さまが「帽子っていいかも!」と思ってもらえるようなお話を致します。お楽しみに。

私の催事にしては比較的こぢんまりとしたスペースです。どっさり帽子があるという感じではありませんが、ゆったりのんびりと過ごしていただける雰囲気です。週末は春らしい温かなお天気のよう。陽気に誘われお出掛けになるだろう、たくさんのお客さまが春の帽子を楽しんで下されば幸いです。

2017年3月15日(水)〜21日(火)
「野村あずさ 春の新作帽子コレクション」
西武東戸塚店 4階 エスカレーター前 イベントスペース

「帽子の被り方講座」
3月19日(日)午後1時からと午後3時からの2回 各回約15分

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マカロンクロシェが東戸塚にもお目見えします

自分で名付けたもののまだ少々恥ずかしい「マカロンクロシェ」。2月の恵比寿三越でのお客さまの反応が想像以上に良かったので、もう少ししつこくプロモーションを続けることに致しました。
今月は西武東戸塚店での催事があります。もちろんそこでもズラリ並べて見せるつもり。
催事は「春の新作帽子コレクション」と称してはいるものの、DMはマカロンクロシェを全面に押し出しました。春らしいこの写真が気に入っていただけたようで、折り込み広告にも使って下さるそうです。感謝。
マカロンクロシェはカジュアルはもちろん、セレモニーにも使える万能デザイン。
とはいえ並べてある際の見た目のフォルムが地味なので「この物体は何だろう?」というお客さま多数。しかし、気軽に被ってニュアンスが出せるこの帽子独特の面白さを、是非お手に取って被って体験していただきたいと願っております。
(DMデザインは 柄紋屋 さんにお願いしました)

2017年3月15日(水)〜21日(火)
「野村あずさ 春の新作帽子コレクション」
西武東戸塚店 4階 エスカレーター前 イベントスペース

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マカロンクロシェ 2017 spring

しっかりしたオックスフォード生地のプリント。大胆な柄に躊躇う方もいらっしゃいますが、メリハリの強い大きい柄は印象をハッキリさせます。つばが広いと帽子の主張も強くなりますが、マカロンクロシェは帽子全体のボリュームはさほど大きくないのでこういう柄を楽しむにはもってこい。

「柄ものやカラフルな帽子は、着る服を選ぶのよね」
確かに。手持ちのどんな服にも合うような帽子は、便利だしお買い得です。

ところで。
「たくさん服があるのに着る服がない!」とお思いの方はいらしたら、それは「着る服がない症候群」です。
なぜそんなことになってしまうのでしょう。
買い物をするときに私達は「損をしたくない」という意識が働きます。目の前のものにこの金額を出す「価値」があるか否か。
買うかどうかを決めるのは、値段もですが、デザインだったり素材だったり。その時に「着回し出来るかどうか」はかなりのウェイトを占めるような…気がします。せっかく買う服だから、手持ちの他の服に合わせやすい方がいい。長い期間 着られる方がいい。

ということで、着回しの出来るベーシックな意外性のない服ばかりが増えていきます。
例えばシンプルなカットソー。少しだけデザインが違ったとして、他人はそこまでの差異を感じ取ってくれるでしょうか。気が付かれないのもはともかく、新調したのにもかかわらず「また同じカットソー」と思われてしまうのも残念です。
あげくの果てに自分でも「これではいつもと同じ?」、結局「着る服がない」

そんなとき、違った雰囲気の帽子は如何でしょう。
いつもの服が全然違うように見えます。
例えばピンクのプリント帽子。合わせる服がないのであれば、例えば同系のストールやスカーフで顔周りをまとめる。
もしくは帽子・バッグ・靴を同じ色で揃えれば、服は違う色味でもまとまったりします。

せっかくなら大胆なプリント帽子、その面白さを被って確かめてみませんか?

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恵比寿三越「春の新作コレクション」始まりました

恵比寿三越にての「春の新作コレクション」は、のんびりゆったりと始まっております。一足早く春の訪れを楽しんでいただく「花々祭」が三越伊勢丹全店でスタートした日と重なっての催事、寒がりの私も春らしさを出したつもりです。
とはいえ2月、何をお客さまにアピールしよう?と考え、思い至ったのが「マカロンクロシェ」。以前は「つばが蛇腹になる帽子」と言っていた、ベレーとクロシェのいいとこどりのような面白い帽子です。如何せん「蛇腹」では春らしくない、ということで私自身なんとなくこそばゆい感じではあるのですが「マカロンクロシェ」などと可愛らしく改名してどーんとアピールすることに致しました。
90×180㎝のテーブルに40個あまりのマカロンクロシェが並んでいます。
ひとつのデザインをこれほどのバリエーションでご覧いただくのは、私にとっても初めての試み。少々心配しながら2日間を終えての感想は「悪くない」。

これだけ並んでいるとお客さまも「?」と目を留めて下さいます。しかもなんだかベレーではないようだし、見た感じは地味な物体。
そこで私が「こうやって遊べる帽子なんですよ」とつばをささっとアレンジしてごらんいただくと、「あら、面白い」「変わったデザインですね」「全部同じ帽子ですか?」と興味を持って下さるのです。
そうです、同じデザインでも生地や色が違うとこれほどまでにイメージが変わる。
いくつもいくつも頭に載せて楽しむお客さまもいらっしゃいました。有難いことです。

いままで帽子全体のバリエーションの豊富さを見せることに一生懸命でしたが、こうやってひとつのアイテムに絞り、そのバリエーションを見せる方法もあることを確認する催事になりそうです。
また自分の中の引き出しがひとつ増えました。

恵比寿三越はお客さまがゆっくりと館内を歩かれています、店内わんさかというかんじではありません。店全体もそれほど大きくなく、そして社員販売員のみなさんはとても仲がいい。隣のジュエリー作家の方は「ここは例え爆発的に売れなくても(!!!)お店全体の雰囲気がいいから好きなのよ」とおっしゃっておりました。
気持ちよく過ごせるのも大事なことかもしれません、私がぎすぎすしていたらそれがお客さまに伝わるに違いない。綺麗に着飾る帽子を紹介するのにそれではいけません。

暖かくなったり冷え込んだりの1週間、しかし気持ちは穏やかに過ごすことが出来そうです。イベントもたくさんの恵比寿で皆様のお越しをお待ちしております。

2017年2月15日(水)〜21日(火)
「野村あずさ 春の新作帽子コレクション」
恵比寿三越 1階 クロスイーギャラリー

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マカロンの形の帽子です、マカロンクロシェ

マカロンクロシェ。
以前は「つばが蛇腹になる帽子」という、名前だか説明だかよくわからない呼び名でした。オリジナルのこの帽子。もう少しご婦人の心をとらえるような覚えやすい名前にしてみよう…とあれこれ考え、似ているとすればマカロンのシルエット?
というわけで「マカロンクロシェ」と名前を改め、ご紹介しています。

味や色合いのバリエーション豊富なマカロン。
マカロンクロシェも素材や色のバリエーションでシーズンレスで被れる帽子です。
ご覧のようにつばの形に特徴があります。このつばを動かすと、シンプルなのにびっくりするほどのニュアンスが生まれる不思議さ。
ベレーのようなクロシェのような。
小振りなシルエットですので室内でも脱がなくて大丈夫(そのあたりのマナーに関してはまた後日)。
しかし目深にかぶれば、目のあたりまでは充分日除けにもなります。

なにしろ他にはない形(だと思う)、しかも置いてある限りはお客さまが素通りしそうなほどの地味さ。それでも試着されるとその面白さにびっくりされます。
しばらくはマカロンクロシェを全面的に押し出して、あちこちでご覧いただきたいと思っています。
催事で見かけた際は、どうぞ遠慮なさらずにまずはご試着を。この魅力は被ってみないとわかりません。

写真はシャリ感のあるサマーウールのマカロンクロシェ。
春先の帽子にぴったりの素材と色合いです。

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帽子のファッションショウのこれから

帽子のファッションショウは今回10回目。長く続けられたことは良かったとは思います、継続はなんとやらとも言いますし。しかしそれによっての問題も当然生まれてくるわけで、一番は「マンネリ感」。
ショウは二部構成です。一部は門下生が「ショウのためにそれぞれ作った帽子持ち寄ってショウっぽく構成して」見せています。二部は師匠が毎年テーマを決めてそれに沿って作った帽子を紹介します。
ショウとして一部二部のどちらが充実しているかは言わずもがな。門下生の方はどうしても「楽しい素人の発表会」風、この何年かは「相変わらず感」を抱きつつモデルとして歩くのをとても歯がゆく思っておりました。

思っているだけでは変わりません。来年は11回目、ここで一歩踏み出さないとせっかくのショウがもったいない、と、師匠に提案の手紙を書きました。
「門下生の部もテーマを決めて皆で帽子を作り上げ、起承転結を持って構成した方がショウとしての見応えが出るのではないか。このところマンネリになりがちだったが、ここで新しさを出せばお客さまも喜んで下さるだろう。
テーマは作る私達とお客さまの認識が共有出来るものが相応しいと思う、帽子をご覧になるお客さまも帽子をご覧になりながらさらにイメージを膨らませることが出来るだろう。モチーフや季節を限定するものは制作上の素材を限定するのでそれは避けた方が良いかもしれない。」

そして師匠から電話、「私も同じように思っていましたよ、是非来年は良いショウになるよう取り組みましょう!」
そして研究日には皆の前で「来年の課題」として、私の提案を紹介してくれました。仲間も大いに同調してくれ一安心。私は口数が多いのでそれで失敗することも少なくないのですが今回は言い出しっぺになって良かった。

学生の頃から数多く発表の機会を経験しています。
ノリで始めたものの一回で終わってしまったり、続けても惰性になってしまったような個展などなど。
いま現在継続しているイベントのひとつがこのショウ。しかしひとえに師匠がいてこそのイベントで、その師匠も来年は90歳。後で「ああすれば良かった、こうすれば良かった」という時間はあまりないという心づもりで、来年は今までよりグレードアップした帽子のショウをご覧いただくべく準備をしてまいります。

写真はショウのバックステージ、ショウの順番に並べた帽子がズラリ。朝の9時半から2時間かけてリハーサルがありました。

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ショウのスナップ

帽子のファッションショウが終わりました。

小林時代の帽子24点に門下生の60点というボリューム、お客さまも体力勝負の30分だったことでしょう。お疲れさまでした、そしてご来場ありがとうございました。
反省はかなりありますが、帽子のエンターテイメントな側面をご覧いただけたかとは思います。全部は無理ですので、その中でのいくつかをご紹介致します。
(撮影・大久保元博)



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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続・「作家もの」ということ

「作家もの」ということの、なんとなく続きで「作家とのコミュニケーション」について。
イベント等で作品に出会って気に入って買う、とても楽しい瞬間です。せっかくの作家もの。そこに作家がいるのなら作り手と接するまたとない機会ですから、是非作者とのコミュニケーションを楽しんで下さい。

「もの」が良ければ余計な情報はいらない、という方もいらっしゃるかもしれません。その方は自分の直感に自信をお持ちなのでしょう、それはそれでハッキリしていますね。

何と話しかけたらいいのかためらうのであれば、自身が買った作品についてでしたら話しやすいでしょう。「素材が気に入りました」「色が気に入りました」「デザインが気に入りました」そして「どうしてこの素材(色、デザイン…)を選んだのですか?」
話がはずめば「どうしてこれを作り始めたのですか?」私が相手であれば「どうして帽子を選んだんですか?」と聞くのも面白い。
ここで言い渋る作家などいるでしょうか。喜んで話をしてくれます。
(ただし相手が他の接客で忙しそうでしたら遠慮したほうがいいかもしれません)

作品には作者の気持ちが反映されます。
その作品が気に入ったのであれば、少なからず作り手に共感する部分があるはずです。
作家と話すことで「素材に対する姿勢に感心した」「色彩感覚の好みが似ている」「デザインの話が面白かった」等のプライスレスの物語が買ったものに加わります。
ものと出会った場面、一緒にいた人(作家)、その時の自分の気持ち…これらが買ったものをあなたにとって更に価値あるものにしていきます。

作り手のものに対するそんな気持ちを知らなくても、買ったものを使うには全く支障はありません。しかし安くはない作家ものを買うのですから、決め手となった理由や気持ちがどこかしらに映し出されているはず。「使うだけ」でしたら安いものは他にいくらでもありますから。
そう、機能だけで帽子を買うなら安いものはいくらでもある。その中で私の帽子を買って下さるのは「何か」が気に入ったから。
直感で感じたそれが何なのかを自身で探れるようになると、ものの見方に厚みが増します。「なんとなく」や「その場しのぎ」で選んだものより「私はこういう理由で、これを選んで身に着けている、使っている」という考えの方が、断然前向きな気持ちでそのものと向かい合えると思います。

ということでどんどん作り手と話をしてみて下さい。
私達は興味をもっていただいて話しかけられるのを待っています。

写真はショウのためのふたつの帽子を並べてバランスを見ているところ。「どうしてこんな帽子を作ったんですか!?」と聞かれたら大喜びで1時間は語りますよ!

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小林時代の言葉3(ショウのフィッティングにて)

「作り手の気持ちのこもっているものは気が出ているんですよ。売らんかなという商品にはその気が感じられない、出ていないんです。気はですね、生きてついてまわるんです。ものつくりに誠実な作家がしっかり作ったものというのはそういう『いい気』が出ているものなんですよ。」

帽子のファッションショウのために作った帽子がずらり並ぶ中で師匠・小林時代が言ったのが上の言葉です。私達が頑張ったご褒美として言ったのでしょう…基本的に師匠は誉めて伸ばすタイプですので。(まだまだ未熟なのは自分自身が良くわかっています)
気功の世界では「気は手から出る」と考えるそう。ならば作り手の「良いエネルギー」が、その手から作ったものにダイレクトに移るだろうことも道理、太極拳師範の腕を持つ師匠がいかにも語りそうな言葉です。

ファッションショウではアトリエメンバーの帽子・約60個、師匠の帽子・約20個。それらを30分かけてご覧いただきます。退屈にならないよう構成にも気を付けて、本日のフィッティングを終えました。写真は最終調整をする師匠。
私もとっかえひっかえ10数回、モデルとしてフロアを歩きます。帽子のエンターテイメントな側面を皆さんに見て感じて喜んでいただくのが、当日の私の最大の務めです。

2017年2月4日(土)
「帽子のファッションショウ」
六本木 国立新美術館 展示室1A 平泉展内
14:30〜(30分ほどのフロアショーです)

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