アシンメトリーを被る・トーク帽2

トーク帽は黒と薄紫の2色を作りました。同じ形で色違いではあまりに芸がなさ過ぎるので、薄紫のほうは少し深めのアシンメトリー。そうすることでクラシックな印象がモダンになったと思います。 じつはこのトーク帽...

アシンメトリーを被る・トーク帽1

トーク帽。モロッコの都市にちなんだ「フェズ」が伝わってトルコ帽(エジプトなどではタルブーシュ)になり、そこから派生したという説も有るこの帽子。王室フォーマルな印象が強いトーク帽ですが意外とエキゾチック...

柚木沙弥郎のマカロンクロシェ評

大学の恩師でもある染色作家・柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)氏。御歳96。 昔からお洒落な先生でした。大学の頃は校内でお会いするので気が付きませんでしたが帽子もお好きなようです。 その柚木先生にマカロンク...

「イージーエレガンス」の提案

私の帽子のテーマは「イージーエレガンス」です。 3年ほど前に軌道修正して今のようなラインナップになりました。なぜ私が「イージーエレガンス」提案するのか? というと、それは「大人の女性が上品で綺麗に見え...

ファッションは自分のパッケージ

「帽子の箱」として多くの方がイメージされる丸い箱。いかにも「帽子が入っている」というパッケージで、古くから親しまれている形です。 なんと90年も前に、この帽子の箱がタイトルになった映画も作られています...

AZU通信61号「帽子を作ろう4」

今現在のファッションの主流が「カジュアル、シンプル、ベーシック」なのは間違いないでしょう。ただカジュアルでも「ラフでルーズな手抜きの部屋着」のような様相だと、私の世代以上はおおよそ素敵には見えません。...

小林時代の言葉4

春夏の催事が終わり久しぶりに帽子教室に行きました。教室といっても特別なカリキュラムがあるわけではなく、もっぱら私達の自由な制作のアドバイスを師匠にいただくのが中心です。皆でお昼休憩のときに師匠がこんな...

続・帽子の飾りは右?左?

紺屋の白袴ではありませんが「帽子デザイナー」なのにいつも同じ帽子ばかり被っている!ので自分用の帽子を新調しました。 ジュートに羽飾りのハット風。カジュアルでラフなジュートの帽子も羽飾りで品良く華やかな...

ハットピンの愉しみ

帽子の飾り(トリミング)は多種多様な材料を使い作り手のセンスで仕上げます。その材料も作家によって好みや得意なものが分かれます。同じリボン使いでも作り手によって使い方や仕上がりが異なりガラリと印象が変わ...

伊勢丹立川店で帽子をご紹介しています

立川は私にとって縁のある場所、しかし伊勢丹立川店は初めてです。服飾雑貨売場の一画をお借りしての帽子展、今シーズン最後のご紹介です。 梅雨入り宣言もされましたから服飾雑貨売場では傘がメイン。帽子をお求め...

バオのソフト風ハット 2018 summer

シゾールと同じくらい好き…というより、私の好みでいえばこちらの方が好きかもしれない夏帽体がバオ。バオとは何ぞや?というと、何故かその説は大きく2つに分かれ、ひとつは「籐(竹冠の「とう」、草冠の「藤(ふ...

バイカラーハット 2018 summer

下処理した帽体はたくさんのバイカラーハットになりました。昨年初めて作ったこのバイカラーハット、シンプルなフォルムなのでひたすら色で楽しんでいただこうと思ったのは良いのですがキリがない。色の組み合わせは...