Category: 制作中

流れる水のトーク・4

「良い!」と思っても一晩明けてみると改善策が見えたりすることがありますから、ピンで仮止めしてこのまましばらく置きました。これで良いのかを自身の冷静な目で問いかけるためです。
そして今の最善だと確信して、初めて仕上げにとりかかりました。

流れる水のトーク・3

このトークはお客さまからの完全オーダー。見せていただいたワンピースより帽子が地味過ぎず、そしてワンピースをお召しになったときにそれぞれが引き立て合うように。そう考えるとあまり過剰な飾りは相応しくないだろうとの結論に至りました。

流れる水のトーク・2

シゾールのトーク帽、まずはオーガンジーを一枚上に被せました。続いてお饅頭のようなフォルムをエレガントに変身させるため、サイドにぐるりとオーガンジーを巻きました。トップに被せたオーガンジーでシゾールの編...

流れる水のトーク・1

高貴でクラシカルなイメージが魅力のトーク帽。今回は軽く仕上げるために夏の帽体シゾールで、まずベースの形を作りました。縁は三つ折りにしています。被りは少し浅めですが、この三つ折りがクッションになってフィット感が高まります。

帽子を被った鳥の帽子・1

色違いで染めたこの生地は薄い縮緬風のシルク、良く見るとひとつひとつの枠の中にいろんな帽子を被った鳥が並んでいます。「窓から覗いているみたい」との感想も。この布を染めている頃は、まさか自分が帽子を作ることになるとは思いもしていませんでした。

マカロンクロシェのパターン

マカロンクロシェは一番最少である3つのパターンで出来ています。つば部分が非常に幅が広く筒状に近い、そこを折ったり伸ばしたりすることで形が変わる。折り紙や扇子のような感じでしょうか。日本の「折る」「畳む」文化をこの広いつばに落とし込みました。

ソーシャルディスタンス時代のマスク・4

仕事のない5月の間「ソーシャルディスタンス時代のマスク」と称して、こんなものを作っておりました。いつもは帽子をメインに作っています。そこを掘り下げますと「モノを作ることで表現したい、コミュニケーション...

ソーシャルディスタンス時代のマスク・3

「鏡よ、鏡、鏡さん、世界で一番綺麗なのは誰?」「お前が一番綺麗に決まってるだろう!」と、世の夫が常に妻に(出来れば心から)言い続けることが世界平和に繋がります。言うのはタダだ、夫よ、頑張れ。

ソーシャルディスタンス時代のマスク・2

歯を磨くときもどんな時も気を抜かず感染予防に努めます。しかも携帯便利、いつでもどこでも歯磨きを奨励するマスク。

ソーシャルディスタンス時代のマスク・1

仕事のない5月の間「ソーシャルディスタンス時代のマスク」と称して、こんなマスクを作っておりました。笑いは免疫力を高めます。このくだらないマスクをご覧になって、少しでも「くすっ」と笑って下さったなら幸いに思います。

ウェイバリーのキャペ・2

ウェイバリーの生地はつばの幅13センチの大きい帽子になりました。帽子に限らず全てに言えることでしょう、全てに満足出来るものはそうそうありません。この帽子に関しては「生地の美しさを楽しみたい」が私の優先順位一番だったわけです。

ウェイバリーのキャペ・1

クラシカルでカラフルなファブリックが魅力のウェイバリー、偶然に問屋でこの生地を見つけました。深い色合いはなんと9色使い。その色合いと相まってペイズリー柄がフォークロアやエスニックではなく風景画のようにも思える美しい生地です。