ソーシャルディスタンス時代のマスク・1

ステイホーム時代のコミュニケーションマスク
「今日はいい天気ね〜」
「ほーんと、洗濯物が良く乾くわ〜」
という主婦の挨拶を黙ったまま出来るマスク。

…というわけで。
4月5月のステイホームの期間、マスク不足からマスクを作るのがごく普通の光景になりました。私のまわりも小中学校の保護者の知り合いから帽子作家仲間、もっと広くに目を向ければ帽子のみならずアパレルメーカーまで。マスク、マスク、マスク。
勢い私にも「マスクを作らないの?」とお声をかけて下さる方が多くいらっしゃったのですが、もういろんな方が高品質でお洒落なマスクを作っています。別に私が作らなくても、と、あまり興味もなく過ごしていたある日。
中2の息子が休校中の家庭科の宿題でマスクを作るんだと言い出して、縫製を仕事にしている私が手ほどきするのは必須となれば試しにひとつくらいこしらえておかないと。
作ってみるとさほど苦労せずに出来て良かった良かった。
とはいえ今さら真面目にマスクを作るのもつまらない。そこで、仕事のない5月の間「ソーシャルディスタンス時代のマスク」と称して、こんなものを作っておりました。
笑いは免疫力を高めます。このくだらないマスクをご覧になって、少しでも「くすっ」と笑って下さったなら幸いに思います。

ステイホーム時代のコミュニケーションマスク
「おーい、ゴミ出してくるぞー」
「…燃えるゴミは明日だけど」
「お?あれ?火曜じゃなかったっけ?いつの間に水曜になったのかな?あはははは!」
「…(10年前からです…)」
という会話をいちいちしなくていいマスク。

 

野村あずさ

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