としまえんの帽子・4

帽子のエルドラド。木馬むき出しではさすがに気の毒、木馬の舞台が必要です。何にしようか、それっぽく見えるもの。出来れば軽いもの。家中を探してもピンとくるものがありません。買い物の際に100円ショップに入り、そこで閃いたのがプラスチックのキャニスター。即決。
器を逆さにして舞台に見立てました。
そこに台座と木馬を載せて接着。
一段高いところに乗って、馬もなんだか晴れがましそう。
割り箸の柱を立てて、アールヌーボーの凝った装飾のかわりにささやかではありますがリボンを結びました。何千枚もの鏡が灯りに反射してキラキラと美しい本物、こちらも少しでも華やかさを演出します。

リボンは有難いことにぴったり、足りないこともなくちょうど使い切りました。
このリボンの芯、もしかしたらあれのあんなところにあんな風に使えるかもしれない。

思うところがあって、捨てないでとっておくことにします。
主婦は身の回りのものを何でも材料に使います。
蓋の屋根を付けて、エルドラドのイメージが出来上がりました。これ自体はかなり強引に見立てることになりますが、あくまでパーツ。大事なのは帽子全体で「としまえん」を感じてもらうことです。
としまえんのシンボル「エルドラド」は、帽子のてっぺんに取り付けましょう。こんな感じになるのかな。

野村あずさ

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