「有害物資を含有する特定芳香族アミン規制」について

IMG_0117昨年4月に厚生労働省は、アゾ化合物及びその他(錫化合物、ホルムアルデヒド)に係る「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律施行規則の一部を改正する省令」を公布しました。難しいですね。
有害物質から消費者を守る「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」というものがあります。ホルムアルデヒド(ホルマリン)を規制しているのもこの法律です。昨年4月に厚生労働省はこの政令を一部改正し、規制物質に「特定芳香族アミンを生成するアゾ染料」追加改定されました。施行は2016年4月1日。

この「アゾ染料」自体は流通されている染料の60%はアゾ染料というほどの一般的な染料です。このアゾ染料の中の5%程度の染料に含まれるアゾ色素が皮膚表面の細菌や体内の酵素作用で還元されて、発がん性を起こす恐れのある「特定芳香族アミン」を生成する可能性があるとのことで規制されます。アゾ染料全てが規制対象というわけではありません。 実際、国内では規制対象染料は使われていないそうですし、着衣の染料が溶けて体内に入り人体に障害が発生したというようなケースは確認されていません。しかし繊維製品への安心・安全の観点から、すでにEU、中国、韓国、台湾などでは規制されているものです。

さて何を難しいことを言ってるのかとお思いでしょうが、実はこのそして規制対象に帽子も含まれました。そのため私もしばらくはこの対応に追われておりました。
現在 Cheeraの帽子に関しては、ほとんどの生地、糸・芯地に関しては全て生産履歴もしくは不使用宣言等がとれるものを使用しております。どうぞご安心下さい。

写真は日差しの強くなる春先に被っていただける、つばがくるんと上に向いた可愛らしいシルエットの春の帽子です。無地部分は手触りの優しいナチュラルな綿。冬から一転、温かい日差しが待ち遠しくなる素材です。
近所の梅も満開になりました、春もそこまで。納品搬入に追われる日々ももうすぐです。

野村あずさ

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