マカロンクロシェ 2017 summer

先日でこの春夏の催事が全て終了致しました。2月のスタートから5ヶ月間。今回は初春から真夏直前までマカロンクロシェというひとつのデザインを提案し続けられるかどうかの実験でもありました。いつもは季節が緩やかに変わるとともに、帽子のデザインもその時に相応しいだろうものを投入します。が、今回は全面的にこの帽子がメイン。特に5月過ぎて日差しが強くなってくるとどうしても日除けの意味でつば広の帽子をお求めになるお客さまが圧倒的に増えますから、マカロンクロシェのような形はかなり不利だろうことは予想はしていました。
が、結果から言いますと、このようなデザインをお探しのお客さまは意外といらっしゃったのです。私も正直ですから「夏のつばの広い帽子のように日除けにはなりません、むしろ本当に暑い時は日傘の方が涼しいと思いますよ」と、この帽子の弱みをきちんとお話致します。帽子を売っていてそんなことを言う作家に 皆さん笑いながらも「室内でも被っていられる、自分のセンスで形を作ることが出来る」ところを、かなり喜んで下さいました。

都内・近郊・地方と場所を問わず全売上の7割〜8割がこのマカロンクロシェだったことに、自身は非常に満足しています。

「マカロンクロシェ」という名前を付けて全面的に押し出したのは「この帽子を覚えてもらいたい」という目的もあったから。幸い心に留めて下さったお客さまが今シーズンは何人も…試着してその時はお帰りになったもののやはり気になり、後日、わざわざいらして下さったお客さまも一人二人ではなく、本当に有難く思いました。

場所によって好まれる色味は異なりました。が、全体的には「最初のひとつは被りやすいものを」ということでベーシックなものが良く出たように感じます。黒、紺、黒×ベージュ、グレー、オフホワイト…そんな中でカラフルな色合いで良く出たのがこの2色。ターコイズブルーと、緋色というか朱色というか臙脂色というかホオズキ色というか、薄手の麻地のマカロンクロシェでした。作っておきながらこんなことを言うのも変ですが、特にホオズキ色は「夏にこんな暑そうな色を被るのかな?」と半信半疑だったのです。しかし「顔がぱっと明るくなる」と非常に喜んでもらえたのは嬉しい誤算。

「秋冬のバージョンも見てみたい」との声もいただきました。この1年はマカロンクロシェでどこまで展開できるかやってみます。どうぞ9月からの催事にお越し下さいませ。
この5ヶ月間にお会いした全てのお客さま、帽子をお求め下さったお客さまに心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

野村あずさ

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