石田倉庫の帽子
この週末にアーティストのアトリエ集合体である立川・石田倉庫のアトリエ開放イベントがあります。私も数回目の「外部」参加。
「何だ?」という方に簡単に説明しますと、私の従兄もアーティストでして空間演出トータルコーディネートを主な仕事とするアーティーズを主宰しています。(アーティーズについてはこちらもどうぞご覧下さい) 石田倉庫にアトリエを構えており、最初はイベントに客として遊びに行っていたらいつの間にか親戚枠で参加することになって今に至る、というわけ。
イベント参加し始めた最初の頃は、帽子を並べていても「あら、帽子があるわよ?」なんて感じであまり反応も芳しくない…そんな感触でした。しかしさすがに継続はなんとやら。数年もしつこく参加しているとお客さまも慣れてきたようです。昨年は試着も増えご購入下さった方もいらっしゃいました(ということはそれまではなかなかお買い上げには至らなかったということですね)。
立川駅から徒歩だと15〜20分(バスもあります!)、それでも来場者は2日間で軽く2000とも3000とも。今年は朝日新聞夕刊でも紹介されたのでさらに賑わうことでしょう、期待大!(情報提供・実母)
同じ服飾雑貨でもストールやヘアアクセサリーを付ける人に比べ、帽子を被る方はあまりいらっしゃらない。とはいえせっかく大勢の方がいらっしゃるイベントですから、興味が有る無い関係なく「帽子」を宣伝する良い機会であることには間違いありません。日頃帽子を被らない方にも「あの帽子、なに!?」と注目してもらえば大成功、そのための会期中に被る石田倉庫帽子制作も着々と進んでおります。帽体がベースなので丸っこいフォルムになってなんだかムーミン谷の倉庫みたいですが…まだまだ作り込みます!
昨日は帽子の師匠・小林時代のアトリエでの研究日でした。
私が作るこの帽子を見て笑う師匠、「まぁ、あずさちゃん。それはなに?」手短かにイベントの説明をした後に「百貨店で商品としての帽子を並べてお客さまがいらっしゃるのを『待つ』、催事という活動は今まで通り続けます。それに加えて、作品としての帽子を私が被って人がいるところに『出て行く』という活動もやってみたくて。両極端ですがこのふたつを私の活動の軸にしてみようかと思っているところです。」と話しました。
それを聞いた師匠、「面白いじゃない、若いんだから何でもやってみなさい」と即答。
「頑張りなさい」と応援の言葉もいただいたので、さぁ、実行!
11月19日(土)〜11月20日(日)
立川 石田倉庫「アートな2日間 ごえんにち」