マルシェ・ド・シャポー 第23回東京展、終了致しました
マルシェ・ド・シャポー 第23回東京展が終了いたしました。
仲間との帽子や仕事についての情報交換・人生相談(?)・思いがけないゲストのご来場と、いつも以上に盛り沢山の三日間だった気が致します。
浅草橋近辺はご存知のように問屋街。私達がお世話になっている生地問屋さんもほど近いところにあり、最終日はそこの担当者Iさんがわざわざ見に来て下さいました。
皆と同様 私もIさんにご挨拶。そこで仕入れた生地を使った帽子や、生地の特徴や質の良さを盛り込んだキャプションを紹介しました。帽子の写真を撮りながら非常に喜んで下さったIさん、逆にこちらが驚いていると「自分たちが扱った生地がその後どうなったか、どんな風に展開されているのかを見ることって実はほとんどないものですから」
なるほど!!!そう言われればなるほど納得。
喜んでもらえたことを嬉しく思うとともに、実際の帽子を見ていただいたことで今後の生地の仕入れの際のIさんとの意思の疎通が更に円滑になるかもしれない…と密かに思っているところです。
今回の競作テーマは「Fruity」、楽しくて葡萄と苺の2つも作ってしまいました。残念ながら会場のテーマ展示にはひとつしか飾ることが出来なかったので、並べて撮りたいと会場を出てウロウロしたのですがなかなか難しい。
せっかくショーのようなディスプレイのような帽子なので、ありきたりの写真でもつまらない。と、スーパーの店先のミカンや柿の前で撮ってみたりもしました。が、背景が違うだけでは舞台の書割りと何ら変わりありません。そんな見せ方は非常に陳腐。
もう少しパフォーマンス的な要素があった方が面白いんだろうと、これについては只今悩み中。
課題と手掛りを得てのマルシェ・ド・シャポーは無事終了致しました。
次のイベントまでの10日間ほどは、やはり帽子三昧で過ごすことになりそうです。