投稿者: 野村あずさ

流れる水のトーク・2

シゾールのトーク帽、まずはオーガンジーを一枚上に被せました。続いてお饅頭のようなフォルムをエレガントに変身させるため、サイドにぐるりとオーガンジーを巻きました。トップに被せたオーガンジーでシゾールの編...

流れる水のトーク・1

高貴でクラシカルなイメージが魅力のトーク帽。今回は軽く仕上げるために夏の帽体シゾールで、まずベースの形を作りました。縁は三つ折りにしています。被りは少し浅めですが、この三つ折りがクッションになってフィット感が高まります。

まだらの日焼け

私のこの帽子は、洗えないし、たためないし、UVカットも望めない。それなのにお客さまはお求め下さった。私の美意識に、そしてそれをご自身が体験されること(=この帽子を被るということ)に対価を出されたのかもしれないと、そんな風にも考えています。

犬と猫の帽子(猫の耳)

あるお客さまが猫の頭を指し示しました。「耳を付けるならここが素敵よ」と自信満々。後日、猫帽子は耳に一目惚れした別のお客さまがお求め下さいました。生地を見つけたときからインスピレーションのリレーをしたような、そんな帽子のエピソードです。

元気の帽子

自分の足でしっかり立つ、着実に一歩を踏み出す。軽くゆったりしたシフォンブラウスではなく綿麻のテーラードジャケットのような感覚。
こんな時だからこそ明るく元気な気持ちになる帽子が良いし、何より私がそういう帽子を作りたかったのです。

吉祥寺での帽子イベントが始まっています

学生から年配の方までが街に集まる、そんな街でどんなお客さまが私たちの帽子を気に留めてくださるでしょうか。吉祥寺の方のジャッジは如何に!?ドキドキとワクワクを抱えながら、帽子好きのお客さまが偶然通りかかるのをのんびりお待ちしております。

帽子を被った鳥の帽子・2

版さえあれば染色は無限とも言える色遊びが出来る技法です。織物が層の重なりや奥行きを組織によって表現するものであるならば、生地の上での軽快な遊びが染色の魅力。織物より少しグラフィック的な要素が含まれるのも染色の楽しみのひとつでしょう。

帽子を被った鳥の帽子・1

色違いで染めたこの生地は薄い縮緬風のシルク、良く見るとひとつひとつの枠の中にいろんな帽子を被った鳥が並んでいます。「窓から覗いているみたい」との感想も。この布を染めている頃は、まさか自分が帽子を作ることになるとは思いもしていませんでした。

ギャラリー展示会を終えて

試着しながらあれこれ提案を差し上げることが出来るのもギャラリーの醍醐味です。その結果どうなったかといいますと、売上げの半数以上の帽子が「サイズ直しやオーダー」。これは私にとって非常に嬉しいことでした。

サイギャラリー@小竹向原の景色です

誰もこないんじゃないかと最初はおっかなびっくりでしたが、有難いことにお足元が悪い中ちらほらとお客さま。こんなところでやっております。いらっしゃれない方のために、どうぞこの穏やかでマイナスイオンたっぷりの雰囲気をお楽しみください。

サイギャラリー@小竹向原が始まりました

初めてのサイギャラリーでの展示会は青空の下でのスタートになりました。既に反省も見えておりますが、それでも現状の最善は尽くしました。なかなか偶然にはないだろうとはいえ、万が一にも小竹向原にいらした際は、どうぞお立ち寄り下さいませ。

マカロンクロシェのパターン

マカロンクロシェは一番最少である3つのパターンで出来ています。つば部分が非常に幅が広く筒状に近い、そこを折ったり伸ばしたりすることで形が変わる。折り紙や扇子のような感じでしょうか。日本の「折る」「畳む」文化をこの広いつばに落とし込みました。