カプセルタワーの帽子・1

黒川紀章氏の名建築、中銀カプセルタワービル。何年にもわたる保存活動が続けられていましたが、取り巻く諸事情により解体が決まったことはニュースでご存知の方もいらっしゃるでしょう。惜しむ声はもちろん。保存再生プロジェクトによる見学会も定期的に行われています。
大江戸線汐留駅を利用することが多いので、ちょっとまわり道をしてカプセルタワーを眺めて地下に降りることはあっても、前を通ったことはあっても、カプセルタワー自体は入ったことがない。
と言うことで今更ですけど見学会に申し込みました。

その日が近づくにつれ、ひとつの想いが膨らんできました。
おそらく当日は拙い写真を撮るでしょう。しかしこの名建築はあらゆる方が既に撮っています。しかも素晴らしい写真がたくさん!
私が撮ると言うことは行ったという証拠とデータを持っているという自己満足。私ならではの写真って何?

ということで非常に馬鹿馬鹿しいとは思いつつ、その見学のためだけにカプセルタワー帽子を作ることにしました。カプセルに模した何かしらを積み上げることになるので如何に軽量にするか、そしてコストと制作時間。そこにどんなメッセージをを盛り込むか。
思いついたその日に制作開始。

記録写真ではなく記憶写真を撮ってまいります。

野村あずさ

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