ハットクリエイター作品集

私が長い間いっしょに活動してきた大勢の帽子作家仲間、「個人での活動で補いきれない部分を、皆で集まってもっと活発に作家活動できないか」との気持ちで集まりました。グループ名は「マルシェ・ド・シャポー」、2005年に最初の展示会をスタートさせて実に15年。春夏、秋冬と年2回の展示会を続けて今回30回を迎えます。
最初の展示会は今思えば「学生のグループ展」のようなノリだったのは否めなかった…それから着実に力をつけて、本当に良い帽子が作れるようになりました。全国で仲間が活躍している様子は確実に私の励みになっています。

それに先だって、マルシェ・ド・シャポー参加メンバー、有志42名のハットクリエイター作品集「hat creators」を出版いたしました。前々から話があったのを昨春に実現に向けて動きだし、この2月に出来上がった帽子だらけの作品集(当たり前)。中心になって完成までオペレーションしてくれた仲間には心から感謝いたします。どうもありがとう。

さて、原稿を出した時点では私はその段階での「自身での素敵な帽子」を提案したつもりでした。が、手元にある作品集の私のページはいま見るとなんだか陳腐でワクワクしない。うーん、ダメだなぁ。なんだか自身にガッカリして本棚にしまいこんでしまいました。
誤解のないように言いますと、いくつかお渡しした写真からデザイナーさんが選んでレイアウトして下さった私のページは、私が伝えたいことをしっかりと表現して下さっていました。つまりはコンテンツ、それを選んだ私の問題です。

常に最善を尽くそうと思っています。いまガッカリするのは成長したからだと言って下さる方もいらっしゃいます。
しかし例えば本のようにバージョンアップできないものに対し、後から見返しても自身で「良い」と思えるとすれば、それは常に安定した高いパフォーマンスが発揮できているということで、残念ながら私にはそれができなかった。
作家の方々ってそのあたり、どのように向かい合って制作を続けているのか…機会があればいろんな作家に聞いてみたいと思います。

2002年3月24日(火)12:00〜18:00
「30th マルシェ・ド・シャポー」東京展示会
EBISU ROOM  渋谷区恵比寿南1丁目12−1
帽子作家作品集出版記念を兼ねた一日限りの展示会です
作品集は1冊からご購入いただけます、詳しくはこちらをご覧下さいませ

野村あずさ

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