AZU通信57号「UVカット」
補足。紫外線散乱剤として使われる酸化チタンや酸化亜鉛は「比較的安全」ということ。ただし白浮きや伸びを良くし透明感を増すために、現在日本で用いられている日焼け止めのほとんどはナノ化(微粒子化)した原料が使用されています。
ところがそれが問題で、正常な肌の細胞間の隙間よりも細かい粒子は肌のバリア機能を通過して、生体の内部まで侵入してしまうのではないかとの危惧も。
更には酸化チタンや酸化亜鉛の「まわりを酸化させる」性質を抑えるための「コーティング」の有無もあり、それについてはキリがないのでここでは省略します。検索すればたくさん出てまいりますので、気になる方はご自身で調べるのもよろしいかと。
人体に重金属が及ぼす害で一番壊滅的なのが、酵素の活動を阻害することだそうです。では人体にとっての酵素とは、大雑把に言えば生命維持に重要な代謝サイクルを担う物質。
私達の生活に大いなる恩恵を与えてくれる太陽は、私達の身体に「幸せのホルモン」の別名もある「セロトニン」をも増やしてくれます。太陽もUVカットのあれこれもバランス良く付き合うのが最善かと思います。