小林時代の言葉1
「何かを得よう、もらおう、と欲しがってばかりいてはいけません。そんなことしても手に入るどころか逆に逃げていくんです。例えばプールの中で水を掻き寄せてごらんなさい、そんなことしてもその水は腕の間からどんどん逃げていくでしょう。
逆に水をぐっと押し出すと周りから押し寄せてくる、そのようにまずは自分から出すんです、与えるんですよ。
そうすればまわりまわって自分のところに戻ってくるんです。」
師匠・小林時代。アトリエで指導しながら、お茶の時間に、いろんな話をしてくれます。
いままでたくさんのことを聞いたのに書き留めておかなかったのが悔やまれる。せめて今からでも出来る限り書き留めておきます。
写真は帽子のファッションショーのための師匠の帽子。なんて自由!