Monthly Archive: 2017年1月

小林時代の言葉3(ショウのフィッティングにて)

「作り手の気持ちのこもっているものは気が出ているんですよ。売らんかなという商品にはその気が感じられない、出ていないんです。気はですね、生きてついてまわるんです。ものつくりに誠実な作家がしっかり作ったも...

続・カジュ祭の帽子

            カジュ祭の帽子制作中。 帽子の構造として弱くなるのはやむを得ないものの、やはり古民家である以上は縁側が欲しい。壁面を...

カジュ祭の帽子

石田倉庫の帽子が出来上がった時、一応の報告?として師匠・小林時代に見せました。見るなり大笑い、「まぁ、良く作ったわね!こんな帽子、初めて見ましたよ!」 楽しいことが大好きな師匠、そう言うだろうと予想は...

柚木沙弥郎の言葉

「毎日何か一つでも面白いこと見つけて楽しく人生おすごし下さい」 今年いただいた葉書に書かれていた言葉。 IDEEのインタビューの最後に 「制作すること、生きること、そのモチベーションを維持する秘訣を教...

帽子のファッションショウがあります

師匠・小林時代(こばやしときよ)と、アトリエで学ぶ門下生の「魅せる」ことを最大の目的とした30分ほどのショウ。今回で10回目となりました。 モデルが出た瞬間の「うわぁ」「まぁ!」と驚きと喜びの声を聞く...

羽飾りの魅力

羽根飾りは素敵です。しかし商品としての帽子に付けるのは少々リスキー、飾りが少し痛むだけでも商品価値が下がるからです。帽子は割れたり欠けたりはしませんが羽根自体が非常にデリケートな素材なので、搬入搬出も...

「作家もの」ということ

帽子作家のブログであれば、新作紹介や催事案内および報告で充分でしょう。ところが私は「何を考えて帽子を作っているか」「帽子を通じて何をしたいか」ひいては「なぜ学生時代から延々とモノを作っているのか」とい...