楽しい型紙を作るのは楽じゃない

img_0787催事中は売上げの数字に胃が痛くなるような時もありますが、素敵なお客さまに出会うと感謝の気持ちでいっぱいになります。披露と疲労の盛り沢山の1週間はお祭りのよう。その帽子祭りが終わっても立て続けに催事があればもちろんバッチリお化粧していざ!販売に。
そうでない場合はエプロン姿も凛々しく?持ち帰った帽子(目指せ!完売)や什器の後片付け、諸連絡も済ませなくてはなりません。

そしてそれらが一段落するとひとり反省会。
接客の合間。自分の帽子や仲間と一緒の時は仲間の帽子、メーカーさんの帽子を見て被って確かめて。時には販売員さんとの会話で得るものも。何が足りなくて何を直したら良くなるのか、売場でボンヤリしてるように見えても実はそんなことを考えています。
それはコンセプトだったりデザインだったりパターンだったり、素材選びだったり縫製だったり、仕上げだったりトリミングだったり(帽子の飾りのこと)。
直しようがないものもありますが、直せるものは忘れないうちに。今日はパターンを直すことにしました。そのとき忘れないようにとったメモを見ながら足したり削ったり。ミリ単位、それだけでもカーブが綺麗に出たり、被り心地が良くなったりするはずです。
あぁ、もっと早く気が付いて直していたら先日の催事でもお客さまにもっともっと喜んでもらえたかもしれないのに。これが本当の後の祭り。

来週は帽子作家が集まる正真正銘の帽子祭りが控えています。
11月3日(木)〜11月5日(土)
マルシェ・ド・シャポー 第23回東京展
東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3
ファッションフェイスビルB1「エクレティコショールーム」
11:00~18:00(最終日 〜16:00)

仲間曰く「日本一 帽子作家の人口密度が高い三日間」
帽子好きの方はもちろん、作家ってどんな人種なのか興味がある方、優しく接待いたしますので恐れずどうぞいらして下さいませ。

野村あずさ

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