帽子の額縁効果「顔のボリュームの見え方」

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ポーラ文化研究所にはこんなレポートもありました。少し古いデータなのですが アンケートによる顔の美醜観(2001年)…つまりは平均的女性が抱く「今の流行りの顔のイメージ」ということになるのでしょうか(でも平均的ってなんだろう?)。

眉は適度な濃さで形が整っている
目は「大きく二重」で「ぱっちり・くっきり」
まつ毛は長くてカールしている
鼻は高くて鼻筋が通って細い 
口は小さくて整っている(若年層では大きい口もいい)
小さめのすっきりした顔

これらメイクでどうにかなりそうなものもありますが、しかし「小顔」ともなると骨格に関わる部分なので大手術しない限り変えるのは難しい。

そこで帽子の出番です。

つまりは錯覚。4枚の写真でどれが顔が小さく見えるかということ。
「えー、錯覚?」と思う事なかれ。
「メイク」「小顔」で検索してみて下さい。影を入れてハイライトを入れて、やはり視覚効果で顔のボリュームをコントロールするのですから同じこと。
顔の輪郭や大きさを気にするあまり目立ちたくないという意識が働いて、小さめの帽子を選んでしまう方がいらっしゃいます。しかしながらつばの大きい帽子の方が逆に輪郭をカバーし、なおかつ小さく見えるということもあるのです。もちろん背の高さや帽子とのバランス、その方のお持ちの雰囲気も関係するものですが、いままでつば広の帽子を被ったことがない方はこの夏是非お試し下さい。
また同じ帽子でも被り方ひとつで顔の形を主張させたり目立たなくさせたりも出来ます。帽子をお選びいただく際はどうぞお時間をかけて鏡と(つまりは自分と)じっくり向かい合っていただきたいと思います。

野村あずさ

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