バオのソフト風ハット 2018 summer

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シゾールと同じくらい好き…というより、私の好みでいえばこちらの方が好きかもしれない夏帽体がバオ。バオとは何ぞや?というと、何故かその説は大きく2つに分かれ、ひとつは「籐(竹冠の「とう」、草冠の「藤(ふじ)」ではありません)の蔓を編んだもの、英名 ラタン」と説明されるもの。もうひとつは「ココ椰子の茎や葉の部分を加工したもの」。「籐」も「ココ椰子」もどちらも分類では「ヤシ目 ヤシ科 」までは同じなので、そのあたりで混同されてしまったのでしょうか? 現在調査中ですが、なんとなくココ椰子説の方が強そうな今日この頃。
しかし「
マダガスカルの巨木 バオバブの茎を薄く裂いて編んだもの」という説もあり、こちらは「アオイ目 アオイ科」全く異なります。が、ココ椰子もバオバブも茎や樹皮から繊維をとって縄などを作る植物であるところは共通項。ということで、なかなか一筋縄ではいかなさそうなバオ素材。

バオはマットでナチュラルな雰囲気がその魅力です。天然素材ですからひとつひとつの色味が異なり素材そのものの色の豊かさを楽しめる上に、軽くて涼しいのはいうまでもありません。シゾールよりはしっかりした触感なのでラフに被っていただくには最適な素材でしょう。このバオ、いつもは黒いグログランリボンで飾りをつけるところなのですが、今回は気分を変えて様々な羽根をこのようにあしらってみました。カラッと眩しい夏の太陽の下で被りたい帽子になりました。

この素材のもうひとつの魅力は経年変化。羽根の帽子の下にあるのは8年ほど使ったバオの帽子です。なんともいい艶が出て飴色になりました。丁寧にお手入れすれば「割れ」もなく、長く使えるバオ。流行りの帽子をシーズン毎にお求めいただくのも帽子業界が潤うには有難いことですが、このように気長に帽子と付き合っていくのも帽子の楽しみのひとつかと思います。

2018年6月13日(水)〜19日(火)
「野村あずさ 夏のコレクション」
伊勢丹立川店 2階 エスカレーター前
全日終日 店頭におります

2018年6月13日(水)〜19日(火)
「キッチュナトリップショップ」
郡山 うすい百貨店 2階婦人服フロア
帽子セレクターによる帽子や雑貨のポップアップ
帽子のみの出品です

cheera

2件のフィードバック

  1. いつも楽しく拝読しております。
    しかし、今回は、、、。欲しい病がでて苦しいのですが。
    真ん中の飾りのないもので、ソフトハット風で、サイド膨らみのある女性的な帽子を欲しいです。丸い感じのフェミニンなソフトハット風。ありますか?
    先生の帽子を見たい、欲しい、お願い出来ますか?

    • 田中さま
      静岡ではありがとうございました。
      このバオ、素材にたいする意識の高い田中さまにはきっとお好みの素材でしょう。ひとつご相談しなくてはならないのは、木型に入れて成型するので「サイズ」の問題。そこが悩ましいところです。
      プライベートアドレスの方にご連絡差し上げます、相談致しましょう。
      ご興味を持って下さってありがとうございました。

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