小田急町田店、本日最終日です

出展者さえフロアで「どこだ？」と探してしまうような場所でした。
確かにエスカレーター前。しかし他のテナントから少し離れた、少し探しにくい、少し死角になったような、そんな不思議な場所での１週間。
あいにくお客さまはそれほど多くはありませんでしたが、それでもちらほらとユニークなお客さまにもお会い出来ました。中には「額縁効果」のパネルを読んでいたく感心され、そこから延々と帽子談義に至ったお客さま。お買い上げにはなりませんでしたが、それでも私と帽子の話をするのが面白かったのかどうか。2日続けて覗きにいらして下さいました。
そういえば伊勢丹府中店では、お被りになっていた帽子を誉めたお客さま。この方もお買い上げにはならなかったのですがご自身のお気に入りの帽子を被って会期中に4回ご来場！
そういえば昨日は伊勢丹相模原店で3回来て下さったお客さま（この方もお買い上げではない）が隣のこの町田にもいらして下さいましたっけ。
なんだか今シーズンの催事は不思議です。

伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店の催事を続けて「アイキャッチとして赤い帽子が欲しいな」と感じました。売場全体を作った際の締まりがないような気がしたからです。そして今回に合わせて作った帽子がこれ。
落ち着いた赤のコットン素材、一見華奢に見えますがしっかり作ってあるので充分普段使いになります。つばの折り返しがこの帽子のアクセントなので飾りはシンプルに。
搬入展示の際にこの帽子を出したら相方の帽子や多帽　大久保多佳子さんも赤い帽子を取り出していて、「赤ですよ、赤。売場には赤いものが必用なんです」と彼女が言ったのに笑いながら同意しました。