秋冬の準備
息子達は夏休み満喫中ですがこちらは秋冬スタート、何はなくともまずは材料調達。2015年の秋冬は凝った織地やファーベロア帽体などの上質な素材で「シンプルで華やか」な帽子を提案しようと、猛暑日に暖かい生地を探して歩き回っています。
「帽子のデザインが先か、材料からされるのが先か」と言う話にもなりますが、その双方が入り交じっての制作でしょうか。
ただ素敵な生地でも頭の上にきたときに被り易いものになるかどうかはまた別の話。
今でもそのあたりは難しいと感じます。特に個人的に好きなツイードなどはその個性とボリュームが被りにくいと思わせてしまうときもあり、しかしフラットな生地ばかりだと私自身が物足りないし。
本日一番の掘り出し物はこの生地。落ち着きながらも光沢のある色と様々な質感の糸がしっとりした手触りの生地を作っています（値段は企業秘密）。
生地は魅力的ですが被りにくいだろうな…それでも諦めきれなくて仕入れてまいりました。上手に素敵に使いたい。
それにしても歩き回るのはともかく、秋冬の生地はかさばるし重いし持ち帰るのも一仕事。体力勝負です。
