織りネームのこと・2

それから8年過ぎた2023年。またもタグがなくなりそうになり、急ぎ注文することに。実はかなり前から、エスニックなどの意味が強いcheeraというブランド名と自身の気持ちがしっくりこない感じがありました。加えて皆が「cheera」が読めない。人さまに読んでもらえない名前って如何なものか。
今回は名前だけのタグにしてしまおう。素人がそれっぽくイラストレーターを使い(←私のこと)デザインを入稿、そして新しいタグが届きました。

デザイナーは後からそのことを知って驚いていました。
ブランド名を消したことは納得してくれた(と思う)けれど、デザインは自分に頼んでくれたらもっとよくなったのにと言っていたのはその通りかと。勝手にごめんなさい。それでも自分の名前だけにして気分はスッキリしています。

織りネーム(ブランドタグ)のデザインを見た織ネーム制作会社の担当者さんは「糸の打ち込みの密度を上げた方が文字が綺麗に出る、その分お値段は少々高くなりますが」とのこと。とはいえ織りネームはいわば作品にサインを入れるようなもの。お客さまには全く関係ないものですし完全に自己満足にはなりますが、ひとつひとつに気持ちよくサインを入れるなら!とご提案のものでお願いしました。結果、この仕上がり。綺麗です。大満足。
気分一新、これからも良い帽子を作って参ります。

野村あずさ

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