AZU通信69号「自伝6」
これを書いたのはコロナ自粛のまっ只中、自身の催事もほぼ中止となりました。ファッション業界の末端、いや同じ土俵にもいるとは言えない身ではあってもやはり気にはなります。わくわくする話は全くない、アパレル関係のニュースを探し漁る日々でした。
もちろん自分のことも考えるようになります。
そもそも私はどうしてこの仕事をしているのか。新しい帽子を作って売るために在庫を廃棄処分する、そんなことをするために仕事を続けているわけではない。
そこを忘れないようにしていれば、ヘンテコなことにはならずに済むのではないでしょうか。