伊勢丹府中店「初夏の帽子コレクション」終了しました

IMG_9623伊勢丹相模原店に続き伊勢丹府中店での1週間が終わりました。下りエスカレーターから丸見えのガラス越し。移動中に通るところですから何とはなしにお客さまと目があったりすることも多々あり、慣れない間は少々落ち着かない気分がしたものです。
しかしながらエスカレーターで下りながら帽子が目に入り、途中下車して見に来てくださる方やそのまま人目惚れしてご購入という方もいらっしゃって、相模原店に引き続き「人の目を留めさせる工夫」が如何に大切かを思い知らされた1週間でもありました。
少なからず「服飾用品売場」と「婦人服売場」で帽子をご覧になるお客さまのそれぞれの傾向なども、自分なりに感じ取れたような気がします。
どこで催事をしてもそこに相応しいご提案が出来るようになれば立派だなぁと思うのですが、それがなかなか(苦笑)

伊勢丹府中店を一歩出ると、そこは大國魂神社と立派なけやき並木。最終日を覗いて晴天続きだった事もあり、昼休憩はそそくさと食事を済ませ新緑も美しい神社に商売繁盛のお詣りに行くのが日課になりました。本当は厄除けらしいけど。

初日開店前に展示の仕上げをしていたら近寄ってきたダンディな社員さん。物腰柔らかく「ここはエスカレーター側から見ればショーウィンドウですからね。後でこっそり社員バッジを外して実際にエスカレーターで下りてきて、お客さまにどう見えているか実際に確認して見ると良いでしょう。他の社員に咎められたら、私の指示だと言えば大丈夫ですよ。」と頂いた名刺が「府中店店長」!!!
西武東戸塚店の女性店長も頻繁に店内を歩き回っており最初はビックリしましたが、伊勢丹府中店の店長もしょっちゅう店内に出没しておりました。店内巡回の際はお客さま用エスカレーターで移動されるので、これまた目があって会釈したことも数知れず。
後日「良くなりましたね」とお声をかけていただき、「エレガントですね」という感想を下さったのは今回嬉しかったエピソードのひとつです。

相模原店で私の帽子を見て、相模原店での会期が終わってしまったのでわざわざ府中にまで買いにきて下さったご夫婦とそのお母さま。
「被りたいんだけどわからなくて…」というお客さまに見立てた、前つばを折り曲げて被るカジュアルな帽子。気に入って下さって「帽子は学校の通学帽以来です!」と喜んで下さったお客さま。
国立で帽子教室の講師をしていたときの生徒さん。
女子美付属高校時代のデザインの先生(卒業以来の再会!)。
嬉しい出会いに懐かしい再会もあった府中の催事となりました。大國魂神社のご利益かしら?
2週間の催事が終わり、1週間のインターバルをおいてまた催事が続きます。のんびりしてはいられません。それぞれの場所のお客さまに喜ばれるようなラインナップを充実させるべく、制作に励みます。

野村あずさ

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