石田倉庫のジオラマ帽子 完成版

石田倉庫用イベント帽子はこんな風に仕上がりました。正面は倉庫No.5をイメージして。蔦も大切なシンボルです。つばにいろんな色のウールを刺したのは飛び散ったペンキや絵の具のつもり。実際の屋根はこんなに勾配はないのですが帽体との兼ね合いでこうなってしまいました。スナフキンの帽子みたいです。
「屋根ってこんな色だったかな」とアトリエ住民の従兄に聞くと「そういえば何色だっけな」ということなので、まぁ、この茶色でも良しとしましょう。
宣伝も忘れてはなりません。後ろにはカードを仕込みました。日本語で「ご自由にお持ち下さい」でも良かったのですが、文字の切り抜き技術の関係上「Take Free」。
正面に比べると少しのっぺりしてるので、次回はフラッグガーランドやライト?などを加えて楽しさアップしたいところ。
正面入口が少々貧弱なのでここも改善余地有り。というか従兄が倉庫No.5のファサードデザインを大幅に変えてしまっていたので現状に合わせないと。難しいな。
入口横にはバケツとモップ、掃除は基本。
ベンチには生ビール。

横から後ろにかけて。ベンチにワイン。ビールやらワインやら、まるで倉庫=飲み屋みたいですがこれはあくまでイベント時の楽しい雰囲気の演出。日頃はみなさんきちんと仕事をしています…ということで、工具や脚立でそのイメージ。店舗内装などの仕事をしている従兄のアトリエ含め倉庫にはとにかく脚立がたくさん。一人当たりの脚立保有量がかなり高そうな場所に違いありません。

脚立が寄りかかって工具の載ってる木のブロック、これはイベント搬入時にアトリエで拾った木っ端。脚立と工具をどうやって収めようかと思っていたところでした、目の前に丁度良い木っ端が転がっているではありませんか。「これを使いなさい」という啓示に違いない、迷わずいただいてきて帽子に装着しました。工具箱に入ってるネジも拾いもの。せっかくの名刺に関しては、会期中ここから直接取る勇敢な方はいらっしゃいませんでした。残念。次回は無理矢理にでも取ってもらいましょう。(でも展示ブースの名刺は着実に減っていましたよ)
そんなこんなのイベント帽子、お客さまは帽子全体ぐるりご覧になりとても面白がって下さいました。興味を持っていただくために作った帽子ですから何よりでした。倉庫には画家や楽器を作る人もいるので画材や楽器など加えればさらに充実しそうです。バーションアップをお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

野村あずさ

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